スマホでお絵描きできるアプリがないか探していたら、たまたまpixiv Sketchというものを見つけたので、そのまま成り行きでメンバー登録して使ってみたら妙にハマってしまった。

PCでも使えて、タブレットでも使えて、しかも自動着色という素晴らしい機能まで備わって費用はゼロ円。(ホントにいいのか?)

今回はシャープペンで描いた線画をスキャンして、初めてpixiv Sketchの自動着色機能とやらを試してみた。
pixiv Sketch自動着色
デフォルト設定のままでもなんとかそれらしいクオリティで着色してくれるけど、細かいところは「カラーヒントを追加」の下絵に自分で色を指定した方がいいみたい。

この画像でも髪、リボン、制服、肌、瞳、靴下、靴、それぞれヒントになる色を指定したら、思ったより上手に色塗りしてくれた。
最初はあまり期待していなかったけど、さすがは人工知能。
その実力はダテではなかった。

多少、色の境目となる部分の判断が甘い印象があるけど、機械がやってくれていると思えば及第点だね。
しかし、絵としての雰囲気がなんとなく牧歌的というかメルヘンチックというか、全体的に柔らかい配色になるのは仕様?
こういう水彩画みたいなマイルド系も嫌いじゃないけど。

こうなると、人工知能がどこまで芸術的なセンスを発揮できるのか色々試してみたくなる。
今度は食べ物の絵で試してみるか。
とその前に、食べ物の絵が描けないとダメじゃん・・・。
いつものことだけど、素材の準備が追いつかないで興味だけが先走ってしまう。

ところで「pixiv Sketch」って何?という人のために補足しておきますと、ざっくり言ってしまえば「お絵かきソフトがそのままツイッターのようになっている」あるいはその逆で、「ツイッターのようなSNSにお絵かきソフトが合体してる」という感じ。

本家のpixivは投稿作品の熱量が圧倒的に高すぎて、ちまちまとシャープペンでラフ画ばかり描いているような自分だとすぐに干からびて居場所すら見失いそうだけど、pixiv Sketchはちょっと違う。
とにかくコミュニティの器が大きくて、思いつきで描いた落書きを投稿してもすぐにリアクションが返ってくるほどフレンドリー。
これならSNS経験者でなくても絵心がある人なら誰でもすぐに馴染めるんじゃないかな、と感じた。

文章考えるのが苦手でブログは更新が滞りがちだとか、ブログに貼り付けるほどでもないけどゴミ箱へ直行というのは忍びないな、という素描の作品を持て余している絵描きさんたちにはまさにうってつけでしょ。
まさに、っていうのは自分のことだったりするけど。

/*/ pixiv Sketch /*/
HP:https://sketch.pixiv.net/
App Store:https://itunes.apple.com/jp/app/apple-store/id991334925
Google Play:https://www.microsoft.com/ja-jp/store/p/pixiv-sketch/9n4mvslz35th
Microsoft ストア:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.pxv.android.sketch

あと、頭の中に浮かんだイメージをそのままデバイスに転送してくれる描画エンジンみたいなの、出してくれないかな・・・。
って、かなりきわどい発想か。
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