他人の心を推し測ることは大事でしょ?
これが出来ないと世の中が回らなくなるわけだし。

まぁ、政治の世界は特定の相手に対して特定の利益をもたらすような取り計らいは不公正だから、ことさらに言われてしまうのは仕方ない。
だからって、古くから使われている慣用句や大和言葉が疑惑報道の場で引き合いに出されるたび、なんだか語彙そのものに悪いイメージが定着しそうな勢いなのも考えものだなぁ、って。

そんでもって今回、流行語大賞という箔が付いたことで「忖度」のベクトルがどうなるのか、ちょっと気になったものだからpixiv Sketchのネタに使わせてもらったでな。
忖度
自動着色の2作目。

pixiv Sketchを始めて間もないけど、だんだんと要領を得てきた感じがする。
この自動着色という機能が素晴らしすぎて「ちゃんとした線画を描きたい!」という動機づけにもなったことが我ながらビックリだ。(大きな進歩)

もとの線画はこれ。
忖度(線画)
「忖度」以外の文字はソフトで文字入れ。
線画自体は雑紙に0.3mm(2B)のシャープペンで手描きしてスキャンした画像をPictBearでゴミ取りしただけ。
細かいところがちょっと「ん?」だけど、その辺は忖度してくれると・・・・(オイ!)

自動着色のデフォルト設定でも立体感は出せるけど、今回は素材が背面ということもあって人工知能もさすがに戸惑ったかな。
現時点で用意されているデフォルトの着色パターンは3つあって、そのうちの「イラスト向け10月モデル」で自動着色すると、こんな感じ。
忖度(試2)

続いて「イラスト向け5月モデル」で自動着色すると、こう・・・。
忖度(試1)
自動着色のAIエンジンは基本的に人物の正面を捉えるようにチューニングされているのか、複雑な構図になると全体的にモノトーン調になってしまう。

冒頭に出した画は鮮やかな紺色のブレザーになっているけど、実は「カラーヒントを追加」というキャンバスで基調となる色を自分で指定してあげた。

前回「pixiv Sketchの自動着色がメルヘンチック」で披露した自動着色の1作目も「カラーヒントを追加」で基調となる色を指定したけど、塗り込み自体は僅かな点だけで綺麗に描けた。
自動着色女の子
多分、身体の向きや顔のパーツを手がかりに膨大なデータベースの中から特徴的な傾向を抽出して最適な濃淡を計算しているんじゃないかと。

そうなると、食べ物みたいな人間以外の体裁だと色塗りも難しいのかな?
暇があったら実験してみたいと思う。
が、やっぱり人物イラストでしばらく突っ走りそう。

やっぱりpixiv Sketchは楽しい。
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