デジタルイラスト全盛の今時にペンタブの能力すら十分に引き出せないPictBearは確かに力不足だ。
でも、未だに描画デバイスが「シャープペンです」という自分のような落書き趣味程度のアナログ派にとっては、もうすっかり手放せないツールのひとつになってしまってる。
何しろ、アナログ線画をスキャンして色塗りするだけなら自動選択マスク機能とレイヤー機能が備わっていれば事足りてしまうのだから。
で、実際にPictBearの実力を紹介する記事でもそのうち書いてみようかな・・・と思いながらのらりくらりしていたら、時代はいつの間にかWindowsXPが終わり、Vistaも終わり、7や8/8.1も終わって10を迎えてしまった。つまり、オワコンも同然。
ところが最近、pixiv Sketchと出会って久々に色塗りが楽しくなって、再びPictBearをフル活用している。
今なら勢いで1枚くらい描ききれるんじゃないかと思って仕上げた作品がこのほど完成したので、やっぱりPictBearのサワリくらいは紹介してみたくなった
まずは完成絵から。
別にテーマが決まっているわけではなく、なんとなく意味もなく百合系に挑戦してみたくなって描いただけ。
もともとはシャープペンで描いたラフ画(というか落書き)だったものを消しゴムで丹念にシェイプして線画クオリティに近づける。
それをスキャナーでPictBearに読み込んで、ゴミ取りや細かな修正を施して一応それなりの線画が出来上がり。

あとは髪の色や服の色など、好きなだけレイヤーを作って大雑把にはみ出し塗りから始める。
はみ出した色は消しゴムツールを使って線画に沿って消去していく。
範囲が広ければ消しゴムツールの代わりに線画レイヤーで自動選択ツールを使ってから選択範囲を反転して、色塗りのレイヤーに戻ってからはみ出した色を切り取ってもいい。
ベースの色を線画に合わせて整形したら、そのレイヤーの上にシャドーやハイライト用のレイヤーを新しく作って通常ブレンドで色塗りしていく。

これだけでも基本的なアニメ塗りが完成。
乗算ブレンドとグラデーションを駆使すれば、もう少しゴージャスな配色効果が出せるかもしれない。
とりあえず、ここまでの作業で使ったコマンドツールは自動選択ツール、エアーブラシ、消しゴム。
ブラシの種類は頬の赤みをぼんやりかぶせるときだけ「ぼかし」を使って、それ以外の場所はベタ塗り用。
とにかく複雑な操作を必要としないPictBearはアナログ線画をスキャンして色塗りする作業にはもってこいなのだ。
出来上がった絵には文字を追加すれば1コマ漫画のようにもなるし。
たとえば、こんな感じに。

この絵はpixiv Sketchとtwitterに投下してみたけど、反応はイマイチだったかな。
ちょっと残念。
でもシャープペンで描いた線画だって色塗りすれば見栄えがよくなるわけだから、まだまだPictBearは重宝してる。
もちろんPictBearより機能が充実して継続的にバージョンアップもされている優れたドロー系ソフトは他にもあるんだろうけど、自分としてはPictBearが新バージョンとなってリリースが再開される日を静かに待ち焦がれていたりするんで。(届かぬ思い・・・的な?)
使い慣れているせいもあるけど、やっぱりPictBearは操作が簡単で使いやすいなぁ。
ところで、PictBear使いの人って世の中にどれくらいいるのかな。
素朴な疑問。
でも、未だに描画デバイスが「シャープペンです」という自分のような落書き趣味程度のアナログ派にとっては、もうすっかり手放せないツールのひとつになってしまってる。
何しろ、アナログ線画をスキャンして色塗りするだけなら自動選択マスク機能とレイヤー機能が備わっていれば事足りてしまうのだから。
で、実際にPictBearの実力を紹介する記事でもそのうち書いてみようかな・・・と思いながらのらりくらりしていたら、時代はいつの間にかWindowsXPが終わり、Vistaも終わり、7や8/8.1も終わって10を迎えてしまった。つまり、オワコンも同然。
ところが最近、pixiv Sketchと出会って久々に色塗りが楽しくなって、再びPictBearをフル活用している。
今なら勢いで1枚くらい描ききれるんじゃないかと思って仕上げた作品がこのほど完成したので、やっぱりPictBearのサワリくらいは紹介してみたくなった
まずは完成絵から。

別にテーマが決まっているわけではなく、なんとなく意味もなく百合系に挑戦してみたくなって描いただけ。
もともとはシャープペンで描いたラフ画(というか落書き)だったものを消しゴムで丹念にシェイプして線画クオリティに近づける。
それをスキャナーでPictBearに読み込んで、ゴミ取りや細かな修正を施して一応それなりの線画が出来上がり。

あとは髪の色や服の色など、好きなだけレイヤーを作って大雑把にはみ出し塗りから始める。
はみ出した色は消しゴムツールを使って線画に沿って消去していく。
範囲が広ければ消しゴムツールの代わりに線画レイヤーで自動選択ツールを使ってから選択範囲を反転して、色塗りのレイヤーに戻ってからはみ出した色を切り取ってもいい。
ベースの色を線画に合わせて整形したら、そのレイヤーの上にシャドーやハイライト用のレイヤーを新しく作って通常ブレンドで色塗りしていく。

これだけでも基本的なアニメ塗りが完成。
乗算ブレンドとグラデーションを駆使すれば、もう少しゴージャスな配色効果が出せるかもしれない。
とりあえず、ここまでの作業で使ったコマンドツールは自動選択ツール、エアーブラシ、消しゴム。
ブラシの種類は頬の赤みをぼんやりかぶせるときだけ「ぼかし」を使って、それ以外の場所はベタ塗り用。
とにかく複雑な操作を必要としないPictBearはアナログ線画をスキャンして色塗りする作業にはもってこいなのだ。
出来上がった絵には文字を追加すれば1コマ漫画のようにもなるし。
たとえば、こんな感じに。

この絵はpixiv Sketchとtwitterに投下してみたけど、反応はイマイチだったかな。
ちょっと残念。
でもシャープペンで描いた線画だって色塗りすれば見栄えがよくなるわけだから、まだまだPictBearは重宝してる。
もちろんPictBearより機能が充実して継続的にバージョンアップもされている優れたドロー系ソフトは他にもあるんだろうけど、自分としてはPictBearが新バージョンとなってリリースが再開される日を静かに待ち焦がれていたりするんで。(届かぬ思い・・・的な?)
使い慣れているせいもあるけど、やっぱりPictBearは操作が簡単で使いやすいなぁ。
ところで、PictBear使いの人って世の中にどれくらいいるのかな。
素朴な疑問。
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