そこはかとなくゆかし

絵を描いたり、曲を作ったり、ときどき知恵と思考の無駄遣いをしてみたり。
創作と表現と素敵な発想をゆるりと綴るブログ。

タグ:ラフ

最近は検索サイトがSSL(暗号通信)化した影響で多くのアクセス解析サービスが検索ワードの集計をやめたように、ライブドアのアクセス解析からも検索ワードの項目がなくなって久しい。
だから以前ほどはアクセス解析を気にすることが少なくなった、と言えばウソになる。
どんな人がブログを訪問してくるのかまではわからないけど、どのページがよく閲覧されているのかはわかるので、ついついアクセス解析のタブを開いて見てしまう。
そして、はやり!同一IPアドレスで複数のページを閲覧されているかといえば、それはむしろ希(まれ)だ、という現実。(わかっていたけど)
推測するに、圧倒的多数は明らかに検索サイトから目的のワードに関連する情報を調べに来ているだけで、期待する情報が見つからないと、きっとすぐにページを閉じてしまうんだろうねぇ。

みなさん、期待に沿えずゴメンナサイ!!

ピース
なんの謝罪会見だ? しかも文脈とミスマッチな絵・・・

いや、そこではなくて今日の本題は全く別のところ。
(挿絵はいつもの落書きということで)

実は創作活動の一環としていろいろな図柄や下絵を作ったりするお手伝い的なこともやろうと思って、昨年末くらいからハンドメイド作家のむくりくさんとパートナーシップを結んで少しずつアイデアを出したり提案してみたり、それなりにせっせとやらせてもらっていた。
それはいいんだけど、普段は人物絵しか描いていないこともあって、せっかくリクエストをもらっても要求事項をうまく満たせないでいる自分が実にもどかしい・・・という話。

発端は、アクセサリーの作品原画を描画するアプリケーションソフトを別のものにしたらどうか、という提案に始まる。
具体的には、今まで Microsoft Office のワードやエクセルのオートシェイプで描いていた図柄を、今度から描画ソフトで描きましょうよ、って。

そして描画ソフトとして候補に挙げたのは、Adobe Illustrator、Gimp、PictBear、Inkscape。
ただ、Adobe Illustrator に関して言えば有償ソフトで、しかも価格が高いという問題が。
必然的に選択肢は「それ以外」ということになった。
Gimp は Illustrator の代替として使われるほど機能が多すぎて逆に混乱するかもしれないから、最終的には Inkscape と PictBear の組み合わせで落ち着くことになった。
Inkscape はベジェ曲線が簡単に使えて、PictBear は色塗りが簡単にできるところがいい。
(って余談が長すぎ)

さて、基本的な使い方もレクチャーし終えたところで、どうせならと思って実際に Inkscape とPictBear を使ってお店のマスコット的なイラスト(図案)を描いてプレゼントしようと考えたわけ。(やっと本題)

が・・・出来上がった図柄について返ってきた感想は

「なんか、ナメクジみたい」
fugu-guiter_mukuriku
ミ、、、ミドリフグ、ですっ。(小声)

しかも、何故にギター?

なにはともあれ、今後は人物絵だけじゃなくて、もっと練習のレパートリーを増やさなきゃダメだぁ~。
もう一度、初心に立ち返って「動物や架空のモンスター」なんかも(以下略)

もうひとつ後日談。

本当は間もなく没絵に加わる予定だったこのミドリフグ(ギタリストバージョン)のイラストが幸いにして後日「商品の図柄として使いたい」という申し出によって蘇ることになりまして、このたび図柄の著作権に関する権利譲渡を行う運びに。

ということで今後はハンドメイド作家「むくりく」に著作権が帰属するということに相成りました。めでたし、めでたし。

当たり前だけど、こういう著作権の問題は後々何かと厄介なので、できるだけきちんと整理しておかないといけませんね。
趣味の延長でやってるからとか、暇つぶしでやってるからとか、大概の人は自分の作品を道楽の副産物みたいに権利意識が希薄になりがちだけど、たとえ落書きのつもりでも独創的なアイデアを形にしている限り、創作した人が著作者であることには変わりがないのだから。

ちなみに今回のような著作権の譲渡を行う方法は譲渡契約というのが一般的で、その内容には「全ての著作権を譲渡する」という規定を盛り込めばオーケー。

ーーーだと思ったんだけど、実はこれだけだと譲渡契約としてどうやら不完全らしい。
というのは、図柄を利用してパンフレットを作ったりするような「二次的著作物」の創作権や利用権をどうするのかが曖昧だったり、原著作者に留保されたりといった問題があるから、だそうです。

じゃぁ、そういう一切の権利を完全に譲渡するにはどうすればいいのか。

この点については、こういう二次的著作物の創作権(著作権法第27条)や利用権(著作権法第28条)も含まれることを明確にする意味で、規定としては「全ての著作権(著作権法第27条及び第28条の権利を含む)を譲渡する」のような文言にすれば完全に権利譲渡が成立することになる(らしい)。

その結果、たとえ原著作者だからといって勝手にこの著作物(ミドリフグ・ギタリストバージョン)を無断でブログに掲載することはできなくなったわけで、原著作者が現著作権者に利用許諾を取ってから掲載するという・・・なんか複雑な気分。

最後に記事中で紹介したフリーソフトの入手先などを参考まで。

/*/ PictBear /*/
フェンリル(Fenrir Inc.)PictBear
本家:https://www.fenrir-inc.com/jp/pictbear/
窓の杜:http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/pictbear/
追加可能なブラシで色塗りしたり、レイヤーを使ってレタッチや文字加工が簡単にできる手軽ペイントソフト。

/*/ Inkscape /*/
INKSCAPE
本家:https://inkscape.org/ja/download/
窓の杜:http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/inkscape/
SVGのベクターデータ(パス)が扱えるので線画向き。手書きのラフから線画を起こすのにも便利。

/*/ GIMP /*/
GNU Image Manipulation Program
本家:https://www.gimp.org/
窓の杜:http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/gimp/
とにかく多機能で高機能。Adobe Illustratorを持っていない人がaiファイルを開きたいときなどは便利。

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上を見上げれば自分より絵の上手な人なんて、いくらでもいる。
でも、絵心が芽吹いたばかりのような人から見たら自分もその諸先輩たちの一人に見られたりするのかな。

ときどき年端もいかないような子から「絵の描き方を教えて」と乞われると、なんとなくこそばゆい。
さて、そういう自分はどんなふうにして絵を描くようになったんだっけ・・・。

そっか。
考えてみたら実は、まるで絵の勉強をしてこなかった。
ただ好き勝手、思うがまま、見よう見真似で勢い任せ、大体こんなもん?っぽい感じでいいっすか!
着ぐるみパジャマ
みたいな調子。

半ばやっつけ仕事で、これじゃダメなんだよね、本当は。

そこで、勉強を兼ねて絵を描くのに役立ちそうな知識を少しずつかじってまわろうじゃないか、というわけで散策開始!
せっかくネット環境があるんだから活用しないとね。

とりあえず今回は足がかりとして、絵を描くときに自分なり心がけていることやなんかをキーワードにしてして参考になりそうなものを調べてみる企画。(誰得?という疑問は置いといて勝手に進めちゃう)
第一弾は、

「骨」

ボーン。
骨格、かな。

あまりこだわりすぎるのも良くないけど、ポーズを考える時は関節の位置や動き方がとても重要になってくるから疎かにはできない要素だよね。
骨、つまり骨格を意識すると、割りとどんな動物でも頭の中にイメージを描きやすくなるし。
自分の場合は、たとえばこんなことをよく考える。

人間のスネや踵(かかと)、掌(てのひら)の骨に対応する部分は?とか。

実際、犬やネコなどの動物を観察してみると、人間の踵に当たる部分が地面に接していないとか、そういう違いってよくあるでしょ。
違いだけじゃなくて、似ているところなんかも対比しながら研究してみると絵を描く上でも色々と勉強になる。

これなんか、いきなりシュール過ぎて職場での閲覧は要注意だけど、すごく分かりやすい画だと思う。
ref-oldworld
(画像は古世代の住人オフィシャルブログさんから拝借)

人間に置き換えると、かなり無理ゲー。
だけど、こういう喩え方はすごく興味深い。
他にもいくつか対比したものがあるので見に行ってみると面白いと思う。
そして、心なしか身体のあちこちが痛くなるような気が・・・。

どれも注意深く観察してみると、基本的な骨格は多くの生き物で概ね共通していることに気づくでしょ。
中でも特に際立った違いは関節から関節までの距離(骨の長さ)かな、とかいうことに着目できたら、きっと人や動物の絵を描く上でだいぶ構図を取りやすくなるハズ。

古世代の住人オフィシャルブログ

人と動物の骨格を対比してみるということは必ずしも絵を描く上で重要というわけではないけど、「どうしてこういう動き方をするのか」というのが骨格や関節の面から理解できていれば、絵を描くときもかなり助けになることは間違いない。
美術解剖っていう学問になるんんだっけ?
えっとー、食品スーパーの精肉コーナーにある牛肉や豚肉の各部位の名称を描いた図・・・あれは用途が全く別かっ!

この骨格を意識していると、想像だけでポーズを考える時にどこをどう直せばいいのか見当を付けやすくなる。
ラフでアタリを描くときは少なからず必要な作業だから、骨格をイメージする訓練は欠かせない。
だからといって街なかで人を見るなり目で追いかけて骨格をイメージするのはやめましょう。
このご時世、通報される確率は交通事故に遭う確率より高いかもしれないから。

じゃぁ具体的に骨格をイメージする方法を絵で説明・・・といきたいけど、自分で描くよりもっとラクな方法がないかなと思っていたら、ちょうど良い方法があった。
以前、色々なアニメキャラクターにスケルトンを描き込んでいく「Chris Panda XRAY Project」というのがあったことを思い出して、それを Google の画像検索にかけて・・・ビンゴ!
bone-draw
出てきたー!

つまり、こんな感じのイメージを頭の中に描くわけ。
(なんという雑な説明)

べつに実在する生き物ばかり忠実に再現する必要はなくて、たとえ架空の生き物でも「こいつの骨格はこんな感じ」てな具合で骨と関節を当てはめてしまうのがポイント。
あとはその骨格に従って動きをイメージすれば、描いた絵にも立体感を持たせることができる(と思う)。

もうひとつ、イラストデッサン用のポーズ人形(ウッドドールだっけ?)を使うという方法もアリかな。
だけど、ポーズ人形はある程度の描写力を身に付けた人でないと、うまく活用できないかもしれない。
あくまでもポーズの参考であって、身を捩ったり関節を曲げたりしたときの特徴的な体型変化を描くためには、どうしても想像力で補完する必要があるからだ。
決して初心者向きではない、ということだけは断言しとこ。(経験者は語る)

あと、ウッドドールではないけど一風変わったこんなイラストデッサン用ポーズ人形も世の中にあるにはある。(参考まで)

公式サイトはこちら。
S.F.B.T-3/Special Fullaction Body Type-3

一案として、Windowsユーザーなら Design Doll という仮想ポーズ人形を表示するソフトウェアを利用するという手もある。
たとえば、こんな感じのものを自由に表現できる。
designdoll
詳しくはソフトウェア製作者のサイトへ。
DesignDoll(Terawell Software)
※有料版は7,800円もするけど、絵の練習のためだけなら無料版で十分

一見するとモデルが単調でデフォルメされているような印象を受けてしまうけど、どんなポーズでも骨格を考慮した肉質感を描画できる点が優れていると思う。
身体のパーツごとに形状を変化させるパラメーターも用意されているから、幼児体型にしたりグラマラスボディーにしたり、かなり自由に味付けできる。
ちょうど、ウッドドールを見ながら自分の頭の中で体型の補完作業をしている感覚に近い。

これと似たような用途で POSEMANIACS(ポーズマニアックス、略してポーマニ)という絵の練習支援サイトもある。
モデルがあまりにも理科室のアレ(人体模型)や「進撃の~」みたいで、どーなんだ??という気もしなくもないんだが・・・って、あれ?骨の話はいつの間にか終了。
ポーズマニアックス

ポーマニはウェブサイト上で絵のポーズを次々表示させるだけなので、わざわざソフトウェアをダウンロード&インストールする手間もない。
しかも最近はスマホ対応という嬉しい進歩で、いつでもどこでもあの理科ちゃん人形が(ん?)。
ポーズを自分好みに変えることはできないものの、30秒ドローイングなどの練習メニューがあるので、手軽にポーズの練習をしたいというニーズは満たしてくれそう。

正面の立ち絵をそろそろ卒業して煽りや俯瞰も描きたいと考えている人にとっても強力なサポートになる。
人体の立体的な奥行き感を平面に描き出すためのセンスを磨くには、こうした筋肉の凹凸に現れる陰影や濃淡のイメージをたくさん頭の中に焼き付けて蓄積するのが一番の近道になるからだ。(経験則)
そもそも世の中、そう都合よく全裸になってくれるボディービルダーみたいなモデルが見つかるわけじゃないので、こういう人体描写の練習を支援してくれるツールは非常に利用価値が高いと思う。
あ・・・全裸になってくれたところで理想的な筋肉の凹凸感を持っているかどうかは別問題か。(それじゃ筋肉フェチだ)

もしサンプル絵のような艶めかしい筋肉ビジュアルに抵抗がないという人なら是非オススメしたい。

POSEMANIACS(ポーズマニアックス)

こんなところかな。
ほぼ自己満足のブックマーク的な内容ばかりで申し訳ない。
せっかく見に来てくれた人に、何かの参考にでもなってくれればいいのだけど・・・。

さて次は~(って、次回予告まだ考えていないよぉ)

/*/おまけ/*/
骨まで愛して萌え尽きて・・・
骨まで愛して萌え尽きて
Ganz LovingカップルスケルトンFigurine(出処:amazon.co.jp)

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前に書いた「保存と比較」が不吉過ぎるというトピックの続報~!!(爽)

amazonを利用している人ならば誰でも知っているであろう機能のひとつに「ほしい物リスト」というのがある。
あるのはいいけど、ときどき「?????」と頭を抱えてしまうような項目が出てきて随分戸惑った。
何かというと、

保存と比較

グーグル先生に聞けばパパッと答えが出てくるんじゃないかと思ってググってみるものの、最近は自分が書いたブログのエントリー(「保存と比較」が不吉過ぎる)が検索結果に現れてくるようになってしまって、なんだか複雑な心境。

しかし、やっと犯行現場を押さえたぞっ!!
夏グルメ
どうやらモバイル端末からamazon(ショッピングアプリ)にログインして「ほしい物リスト」を表示するだけで自動的に作られる項目らしい。

ということで、神出鬼没な「保存と比較」の怪奇現象問題はとりあえず自己解決っと。

「まさか不正アクセス!?勝手に誰かが項目作ったのか!?」と不安に思っている人は実際に試してみるといいかも。
多分、どんなに削除してもスマホからamazonのほしい物リストをチェックしただけで「保存と比較」ができてしまうから。

わかってしまえば「なぁ~んだ」で終わりなんですが、慣れてしまえば案外便利?

あと、「ほしい物リスト」って書きたいのに「干し芋のリスト」って変換するのヤメテ・・・(私のポンコツPC)

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欲しいときに値下げのタイミングが重なるとなんだか嬉しい


この頃、amazonが不吉すぎてヤバイ。
「ほしい物リスト」に、作った覚えのない「保存と比較」という項目が現れるようになった。
どんなに削除してもまた復活する。
しつこいくらい復活する。
しかも2つ、3つ、と増殖したりする。
もしかして、削除された腹いせのつもりか?
保存と比較
で、「保存と比較」をいくつも作って一体どうしろと?
現れては削除して、現れては削除して・・・延々とこれの繰り返しで埒が明かない。

ヘルプを片っ端に調べても「保存と比較」が現れないようにする方法が見つからないし。
実に困った。
まるで呪われているみたいで恐怖すら感じる。

お祓いしてもらわなきゃ・・・

<2017/08/19 追記>
続報→「保存と比較」の正体がわかった!

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趣味以下の落書きだし、無名の週末作家だし、単なる自己満足だし・・・
そんな調子でブログを更新する以外はSNSなんて全く見向きもせず、頑なに誘いにも乗らないでいた。
そもそも全然、興味が湧かなくて。

でも突然、考えが変わった。

あたかも本人のように振る舞って、いつのまにかアカウントだけが独り歩きしだした、とかいう「成りすまし」被害の話を見聞きするようになったから。

それも、有名だろうが無名だろうが、作家活動していれば誰でも成りすましの被害に遭う可能性があるというのだから怖い。
信頼感
だから、とりあえず自分自身でアカウントだけは取っておいた方が、いいのかなって。
あとになってから登録するときに「~はすでに使われています」と連発されてハンドルネームやニックネームどころか、アカウントやIDの文字列にまで頭を悩ませる、なんてことが減るかもしれない。
というか、同じ名前で他の誰かに先越されて登録されてた、なんてことになったらショックでご飯も喉を通らなくなる!!(いや、同姓同名もいたり)

そんなわけで、今は必要性を感じていない Twitter や Facebook だけど、(保険のつもりで)ついに重い腰を上げてアカウントを取ってしまった。

本当はブログの更新もままならないほど忙しいから Twitter だの Facebook だのと手を伸ばすのは厳しいし、管理するのも大変だから放置しがちになる可能性は大かな。
とりあえず、ブログに同時投稿の連携機能があるから連携機能だけでも有効にしておけばいいか。
正直、活用する場面がイメージできないんだけど・・・。(テキトウすぎ)

あまり負担のかからない方法で上手く活用する方法だとか、何かいい活用法を知っている人がいたら教えてくれると嬉しいかも。
その前に Twitter も Facebook も自分のページすら使い方がよくワカランのよね。
アカウントの取り方を人に教えてあげられるようになったのは若干、進歩かな。(爆)

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長万部みなとの新しい投稿

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